キャリア&就職支援ジャーナル_第73号
1/12

北□「者×4東0000 0.50.80.22.94.31.40.30.20.441.742.140.130.931.830.022.821.124.420.422.118.619.119.219.07.69.35.89.212.65.642.542.638.734.131.436.933.532.234.818.216.020.517.316.817.817.118.415.711.210.911.66.66.17.015.619.012.052.346.058.850.149.250.947.345.848.945.749.944.157.051.263.145.749.146.6★「高企連携」News&Topics―北海道□「とかち創生学」etc.2づくり」に取り組むetc.3関東・首都圏□ましこ未来大学etc.5東海・北陸□進路指導研究会etc.7近畿・中国・四国□社会を支えるモノづくり業界etc.8九州・沖縄□地域との「共学」「共創」etc.9グローバル□ミャンマーリポートvol.1121020304010203040(資料:日本財団『第68回18歳意識調査「就職・仕事観」調査報告書』)[発行]4月30日□73析」(34.1%)、「面接・プレゼン対策」(33.5%)など、実際の選考に直結する準備に関連した回答が3割を超えている。さらには、「ボランティア」(18.2%)、「クラブ活動」(17.1%)など、面接時のいわゆる「ガクチカ」でテーマとして活用できる取り組みが選ばれているのも興味深い。「資格取得」に関しては、女性は特にほかの項目と比較しても大きく突出しており、「資格取得」63.1%、「職場体験・インターンシップ」49.1%、「アルバイト」46.6%という結果となっている。男性も同じく「資格取得」が最多で51.2%ではあるものの、以下「職場体験・インターンシッ506070(%)506070(%)『キャリア&就職支援ジャーナル[高等学校版]』は高校の先生方と民間企業・行政機関、および大学・短期大学・専門学校等を結びつけるフリーペーパーです。全体(n=1,000)42.8男性(n=513)38.2女性(n=487)47.620全体(n=1,000)39.5男性(n=513)35.5女性(n=487)43.720(資料:日本財団『第68回18歳意識調査「就職・仕事観」調査報告書』) 「18歳の若者が何を考え、何を思っているのか」をテーマに、18歳前後の若者を対象とするインターネットアンケート調査を行っている公益財団法人日本財団(本部東京・港区)。最新調査となる68回目では「就職・仕事観」をテーマに、17〜19歳の1,000人から就職活動や働くことに対する不安感、理想の働き方などについて意見をまとめた。本稿では、4月10日に公表された調査結果からその報告内容について整理し、若者の就職・労働に対する構えや意識を見ていく。最初に、就職活動や働くことに対する若者の不安意識について見てみよう。●就職活動に対する不安質問1「あなたは、就職活動に対して不安がありますか。既に就職している人・就職活動が済んだ人は、就職活動をする前にどう感じていたか教えてください(単一回答)」の問い対しては、「不安がある」がと不安がある」が38.8%で、合計すると8割以上が不安を抱えていることが分かった。男女別では、男性は「不安がある」38.2%、「どちらかというと不安がある」42.8%、「どちらかという40.2%と、78%超の人がが就職活動に関して不安を抱いていた。一方、女性は「不安がある」47.6%、「どちらかというと不安がある」37.4%となり、85%が不安があるとした。「どちらかというと不安はない」「不安はない」と答えた割合は、全体および男女別の全ての結果で2割に満たず、大半が就職活動に対して不安を抱いている、もしくは抱いていたことが分かった。●働くことに対する不安質問2「あなたは、働くことに対して不安がありますか。既に働いている人は、今後も働いていくことに対して不安があるかどうか教えてください(単一回答)」の問いには、全体の78.2%が不安があると回答。より詳しい内訳に目女共に7〜8割以上が働くことに対して不安を抱いている。特に女性は働くことに対して不安を抱いているようだ。男性が働くことに対して不安を感じないとする割合が25%を超えた半面、女性は就職活動に対する不安と同様に、労働に対しても「不安はない」とした割合は15%に過ぎなかった。男女がそれぞれ抱く労働に対する不安の差は、近年の就職難等の現状も含まれていそうだが、出産などの女性特有のライフイベントの存在も少なからず関与しているのかもしれない。就活に関係する情報収集の手段を見ていこう。質問3「あなたは、就職活動のために、どこから情報を得ようと思いますか/得ていましたか(複数回答、質問2で『今後働く予定はない』以外を回答した人のみに表示)」という問いには、全を向けてみる体の52.3%が「学校内のと、男性は「不先生やキャリア相談サービ安がある」がス」を選択している。35.5%、「ど男女別に確認すると、ちらかという男性の最多は「SNS」のと不安があ49.2%で、以下「学校内のる」37.0%、先生やキャリア相談サービ女性はそれス」46.0%、「友人・先輩」ぞれ43.7%、45.8%、「就職活動関連メ40.5%と、男ディア」41.7%、「家族・親戚」40.1%と続く。一方、女性の最多は全体と同じく「学校内の先生やキャリア相談サービス」で58.8%と、6割近くが回答している。それ以下の結果は、「SNS」50.9%、「就職活動関連メディア」49.9%、「友人・先輩」48.9%、「家族・親戚」44.1%となった。わずかではあるものの、女性よりも男性のほうが、友人や先輩、家族など、人とのつながりを活用した情報収集を行っていることがうかがえる。また、「SNS」が約5割に上る一方、伝統的なメディア系の「テレビ」「書籍・雑誌」は全体・男女別共に約2割前後にとどまり、さらに「新聞」は7.6%と、1割にも満たない結果となった。これには、幼少期からスマートフォン等が与えられるなど、いわゆる□デジタルネイティブ□と呼ばれるように、SNSが身近な存在となっている現代の若者ならではの回答と言えそうだ。就活対策として取り組む内容も興味深い。質問4「就職活動を意識して、取り組んでいるもの/今後取り組もうと思っているもの/過去に取り組んだものはありますか(複数回答、質問2で『今後働く予定はない』以外を回答した人のみに表示)」の問いに対しては、全体の57.0%が「資格取得」と回答し最多となった。また、「自己分   Career & Job-hunting-activities Times for High School teachers[通巻第68号]質問3:あなたは、就職活動のために、どこから情報を得ようと思いますか/得ていましたか。(複数回答、質問2で「今後働く予定はない」以外を回答した人のみに表示)■全体(n=989)質問4:就職活動を意識して、取り組んでいるもの/今後取り組もうと思っているもの/過去に取り組んだものはありますか。(複数回答、質問2で「今後働く予定はない」以外を回答した人のみに表示)高校の先生方との連携による紙面編集就活の情報収集は□SNS□資格取得を就活に活かす就職・仕事への若者の意識8割超が就活・労働を不安視陽春号2025発行■男性(n=506)■女性女性(n=483)9.38.01.19.61.47.86.40.8100(%)1.110.51.410.74.30.8100(%)38.840.210.737.440608038.713.27.537.015.640.5406080学校内の先生やキャリア相談サービスSNS友人・先輩就職活動関連メディア家族・親戚ネットニュースOB・OG訪問書籍・雑誌テレビ新聞その他特にない資格取得職場体験・インターンシップアルバイト自己分析面接・プレゼン対策ボランティア語学習得(例:語学教室、語学試験受験)クラブ活動キャリア相談海外でのホームステイ・留学・語学研修起業その他特にない■どちらかというと不安がある■不安はない質問1:あなたは、就職活動に対して不安がありますか。既に就職している人・就職活動が済んだ人は、就職活動をする前にどう感じていたか教えてください。(単一回答)■不安がある■どちらかというと不安はない■今後働く予定はない質問2:あなたは、働くことに対して不安がありますか。既に働いている人は、今後も働いていくことに対して不安があるかどうか教えてください。(単一回答)■就職活動に対する不安■就活情報を得る手段6面に続く17〜19歳の若者が抱く就職・仕事観。8割が「就活」「労働」に対して「不安」キャリアキャリア&高等学校版就職就職

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る