キャリア&就職支援ジャーナル_第69号
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4?実業家実業家探訪探訪高校と企業を結ぶ「高企連携」を推進! 成長の秘訣は高校新卒者の活躍!!第69号キャリア教育支援協議会にすべてお任せください!令和6年最新版2024年本紙 記者のればいい。実際に、目論見通りにいくことはまずなく、予定や想定を大きく逸脱することのほうが多いでおもしろいのは、その逆に、推し進めようとしているビジネスが時流的に早過ぎて、市場がついてこないというパターンで失敗することも珍しくないということです。事業を成功させるためには、三つの要素が大切であるというのが持論です。「業界」「人材」「時流」の三者の要素がバランス良くかみ合った時に、やっとうまくいくということが多いと思います。例えば、10個挑戦して9個失敗して9億円の損失が出たとしても、1個が当たってそれが毎年10億円の利益を上げてくれたら、ビジネスとしてはそれでいいんです。失敗と成功、その繰り返しです。DMMがやっている60以上の事業にしても、キャリア&就職支援ジャーナル高等学校版16領域60事業以上を展開インターネットを勉強した若者たちが動画配信の事業を始めて、DMMが立ち上がったという流れです。そこを足場に英会話やFX、その他さまざまな分野の事業を増やしていくようになりました。その後も伸びる可能性がある領域に目をつけて、事業を展開していきました。そうしたことの繰り返しでしたが、偶然うまくいったり、失敗したりしながらなんとか現在まで伸びてきたというのがいまの正直な気持ちです。DMMは、常に新しい事業が立ち上がるビジネスの場を用意して、新しいものに挑戦する体制を整えています。将来性があると見込むビジネスは領域を問わず何でもやるのがDMMの大きな特徴です。現在、しています。サブスクリプションによる動画配信をはじめ、電子書籍の配信やオンラインクリニック、太陽光発電、AI、オンラインサロン、地方創生事業、オンラインクレーンゲーム、サッカー私たちが推進する事業は、30近くのグループ会社により運営が行われています。もともと、若者にインターネットを学んでもらって、事業を拡大してきたことはお話をした通りですが、もちろん、そうした若者全員がインターネットの勉強や仕事に意欲的だったわけではありません。特に、最初は、いわゆる□ヤンチャ□や□ヤンキー□も多かったため、将来有望だったにも関わらず、お店の商品を無断で持って帰ってしまったり、売上金を盗んでクビになってしまった人もいたりしました。でも、真面目に仕事に取り組み店長を任せたら頑張ることができる人も確実にいましたし、やる気のある人はさらに勉高等学校と信頼関係を築いてきたキャリア教育支援協議会では、企業の採用活動を全力でサポートしています。『高校新卒採用パーフェクトBOOK』は、大学新卒者採用に比べて分かりにくいとされる高校新卒者採用に関するノウハウとルールのすべてが凝縮された一冊です。クラブ経営など、領域や規模の大小に関係なく未来を感じるビジネスに幅広く投資を行っています。強をしたりというように、ハッキリ言ってしまえば、その人次第、若者次第であることが改めて分かったのは大きな収穫でした。こちらは若者にチャンスや活躍の場を与え、そしてチャンスを上手に活かせた人には、さらにその次の機会を準備するといったようにしていった結果、気づいたらいまの事業規模にまで裾野が広がっていたという感じです。インターネット事業にしても、創業当初は赤字でしたが、「会員数が伸びれば給料をアップするよ」ということを若手社員に伝えると、「給料上げてもらえるなら勉強します!」とやる気や意欲を高める人も少なくなかった。そのようにして、物事に対してやる気がある人にどんどん仕事を任せていきました。どのような動機であれ、そうした場面で一生懸命頑張ることができる人というのは、未知の領域でも頑張ることができる人だと思います。誤解されがちなのが、起業したらすべてがうまくいかなければならないと考えられていることでしょうか。でも、それはどうなのかな。起業するに際して大切なのは、10の事業にトライして一つ当たればいいくらいの気持ちで、まずはやってみることだと思います。仮に、ダメだと感じたら、半年や一年程度であっても、潔く事業から撤退す連絡先すね。いけそうなビジネスかと思ったけど、やってみたら意外とダメだった、ということはよくあります。その裏では600事業くらい失敗していると思っていただいて構いません。起業というのは結構難しくて、さまざまなことをバランスよく進める必要があります。例えば、アイデアは豊かだけどリーダーシップには欠けているなど、人によって得意・不得意なことはバラバラです。どちらが良い・悪いとか、上とか下とかの話ではありません。多彩な人材が集まってチームとしてまとまり、バランスよく事業が回るようになって、初めて会社として成立します。特に、生まれたばかりのベンチャー企業やスタートアップ企業の多くは、アイデアをもとに新しいことをやるのは得意だけど、経理・財務や人事・労務、法務といったバックオフィスが弱高校新卒採用パーフェクトBOOK令和 2 年 6月に設立されDMM.com社が運営スポンサーを務めるエンジニア養成機関「42 Tokyo」(本部東京・新宿区)が話題だ。大学卒・高校卒など、最終学歴等のバックグラウンドに関係なく学びの場を提供するフランス発のエンジニア養成機関である「42(フォーティーツー)」の理念に共感。一流のエンジニアの育成を目指し、日本初キャンパスを開校した。42 Tokyoは「経歴不問」「学費無料」「24時間OPENのキャンパス」で革新的な教育プログラムを提供。特徴の一つが、最先端のIT教育システムを導合同会社DMM.comhttps://daigakushinbun.com/入している点だ。また、教師・授業という枠組みや機能がなく、受講生同士で課題に取り組み学び合う「課題解決型学習」「ピアラーニング」などを取り入れ、実社会で必要なスキルを磨き上げる。本気でエンジニアを志す人にとっては、積極的な挑戦を受け入れてくれる場所があるのは嬉しい点だろう。〒169-0073 東京都新宿区百人町2-17-24(株式会社ライセンスアカデミー内)TEL 03-5925-1659 e-mail info@s-kyogikai.comURL https://s-kyogikai.com * ウェブサイトから必要事項を入力して送信することでダウンロードができます* ダウンロードの時期によっては、編集内容・誌面デザイン等が予告なく変更・更新される場合があります実業家メッセージ2024年12月27日(金)1面より「高校をどのように訪問すれば……?」「採用ルールが分からない……」「ノウハウがない」「高校生や先生方に自社を認知されたい」 …… etc.若者にチャンスを与えて事業を拡大まずはやってみることが大事『高校新卒採用パーフェクトBOOK』亀山 敬司 会長兼最高責任者(CEO)誰でも挑戦可能な「42 Tokyo」誰でも挑戦可能な「42 Tokyo」10個の事業で9個失敗したっていい事業を成功に導く三つの要素とは失敗を恥と思わず、積極的な挑戦を重ねてタフになる

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