男37.6女22.330.9×■N&霜降号2024[発行]10/29近畿・中国・四国■実践型OJT教育etc.9九州・沖縄■企業と学校との意見交換会etc.11グローバル■マレーシアリポートvol.512ニュースアラカルト 社会編大学卒大学院卒106.22.54.6100.03,426.4100.02,672.5100.06,098.8『キャリア&就職支援ジャーナル[高等学校版]』は高校の先生方と民間企業・行政機関、および大学・短期大学・専門学校等を結びつけるフリーペーパーです。12.520.216.2男35.445.5(32.3)(13.2)3.0(0.5)(2.5)100.0女21.045.6(34.3)(11.3)1.6(1.0)(0.7)100.0計28.645.5(33.2)(12.3)2.4(0.7)(1.6)100.0■表3 非正規雇用から正社員への転職者(性・学歴別)実数[単位:千人]3.511.67.353.062.3115.3男43.4女33.0計38.014.315.114.7 現在、新規学卒者を取り巻く就職環境は、■超・売り手市場■であるとされる。特に、高校新卒予定就職志望者に対する「求人倍率」は3.70倍を記録するなど、若手人材争奪戦が激化の一途をたどっていることは、本紙第66号で報じた通りだ。しかし、そうした貴重な「新卒カード」を使いながらも、およそ4割は就職後3年以内に離職するとのデータがあるのも事実だ。若者の転職動向と新しい時代の価値観を少し考えてみる。■表1 正社員から正社員への転職者の最終学歴(性別)実数[単位:千人]4.44.58.91.21.11.17.64.812.42.11.21.6▲最新刊(2025年度・就職活動大応援号)42.647.644.8就職活動大応援号就職情報入手のための在職中であっても次のステップを考えるのは特別なことでなく、むしろ普通のことなのかもしれない。働き方改革が推進され、企業の採用方針にも変化がある。そうした動きは新しいライフスタイルを呼び込み、仕事に対する価値観も移り変わっていく。それらの根幹にあるのは、もちろん経済環境の変動だ。東京商工会議所の『2024年度新入社員意識調査集計結果』によれば、「就職先の会社でいつまで働きたいか」の設問に対する回答は、「定年まで」が21.1%となり、10年前の2014年度調査(35.1%)と比べて14.0㌽も減少していた。また、「チャンスがあれば転職」は26.4%を記録した。同様に、2014年度調査(11.9%)と比べて14.5㌽も増加していたのだという。ここから読み取れるのは、新入社員は「長期勤続志向」が低下し「転職志向」が高まる傾向にあることがうかがえるとリポートは結んでいる。令和6年10月25日、厚生労働省から『新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)』がオープンとなり、高校新卒就職者の3年以内離職率が、38.4%であることが明らかとなった。もちろん、離職が必ずしも転職に直結するとは限らないが、大部分で重なり合うことを類推するのは難しくはない。キャリアデザインの視点で考えれば、■現在よりも高い能力を自分で身につけ、自身の経歴や市場価値を高める■ことを目指す「キャリアアップ」か、あるいは、■新しいことにチャレンジできる環境に身を置きたい■というケースや、現在働いている業界や職種が自分に向いていないと感じた場合などに、■業界や職種を変える■ことを目的として転職を目指す「キャリアチェンジ」というように、大きく分けて二つの道があることは理解しておく必要はあるといえるだろう。職状況やキャリア形成について見てみよう。若年人口の減少が急激に進んでいる日本では、今後の持続的な発展を目指す上で、若者が各人の能力を存分に発揮できる社会を構築することが急務となっている。「無業」や「非正規雇用」といった不安定な状況にある若者はもちろん、かつては安定的なキャリア形成を期待できた「正規雇用」の若者に対しても、各自の目標に合致する形でキャリア Career & Job-hunting-activities Times for High School teachers[通巻第67号]10.214.712.2電気・ガス・熱供給・水道業、運輸業、郵便業、卸売業、小売業、通信業・放送業、郵便局、協同組合(他に分類されないもの)、廃棄物処理業、自動車整備業、機械等修理業金融業、保険業、不動産業、物品賃貸業、学術研究・専門・技術サービス業、情報サービス業、インターネット附随サービス業、映像・音声・文字情報制作業、職業紹介・労働者派遣業、その他の事業サービス業教育・学習支援業、医療・福祉従来型サービスビジネスサービス社会サービス消費者サービス宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業その他政治・経済・文化団体、宗教、その他のサービス業高校の先生方との連携による紙面編集身近になった転職新たなキャリアを紡ぐ時代はまさに、生徒・学生が優位の■空前の売り手市場■となっている。一人の就職志望高校生に対して企業が何社も殺到しているのが、現在の就職環境の実態だ。これは何も新卒予定者に限った話ではなく、若手人材に対して注がれる視線は熱気を帯びるばかりになっている。こうした状況下では、初職を辞した後はもちろん、多様性あふれる近年においてキャリアを形成する産業類型独立行政法人労働政策研究・研修機構(本部東京・練馬区)が公表している『若者の転職動向―「雇用動向調査(平成26年〜令和元年)」二次分析―』が興味深い。これは、若者の転職の現状を把握し、「脱工業化社会」下における若者のキャリア形成環境の改善につながる転職のあり方を明らかにするとの趣旨のもと行われた調査だ。この調査結果から、近年の若者の転「高校新卒者」を積極的に採用・育成している個別優良企業の紹介と共に、日本の産業社会のアウトラインも解説! 就職指導ご担当教員の方、必携の一冊です。★「高企連携」News&Topics北海道■人との縁が道を決めるetc.2北■地域連携で社会貢献etc.3東関東・首都圏■デュアルシステムetc.7東海・北陸■地元企業を招く「企業展」etc.8キャリアが輝く「転職」の新しい価値観46進路選択教材案内専修学校専門課程卒(2年以上)高校卒高専・短大卒大学卒男481.5170.748.1618.8(439.5)(179.3)41.2(7.4)(33.8)1,360.3女256.4247.3141.5557.7(419.0)(138.7)20.1(11.9)(8.2)1,223.0計738.0418.0189.61,176.5(858.5)(318.0)61.2(19.2)(42.0)2,583.3■表2 正社員から正社員への転職者の最終学歴(性別)構成比[単位:%]専修学校専門課程卒(2年以上)高専・短大卒大学卒高校卒専修学校専門課程卒(2年以上)高専・短大卒15.146.061.2高校卒(文系)卒78.4119.8198.3専修学校専門課程卒(2年以上)高専・短大卒4.111.17.8高校卒(文系)卒21.129.025.3大学院卒(文科系)(理科系)(文科系)(理科系)大学院卒(文科系)(理科系)(文科系)(理科系)最終学歴大学大学大学院(文系)卒(理系)卒51.639.391.0最終学歴大学大学大学院(文系)卒(理系)卒13.99.511.6合計合計大学院(理系)卒合計371.6男161.4413.5女136.6785.0計298.0■表4 非正規雇用から正社員への転職者(性・学歴別)構成比[単位:%]大学院(理系)卒合計100.0100.0100.0■表5 「平成29年就業構造基本調査」における15〜29歳正規の職員・[単位:%、Nは実数(千人)]従業員の最終学歴(性別)■表6 脱工業化産業類型従来型ものづくり鉱業、採石業、砂利採取業、建設業、製造業専修学校専門課程卒(2年以上)高校卒高専・短大卒3.312.87.5(資料:労働政策研究・研修機構『若者の転職動向―「雇用動向調査(平成26年〜令和元年)」二次分析―』)4面に続く合計最新刊9月発行67最新求人データ一挙大公開!!就職を目指す高校生のみなさんへお問い合わせ準備編実践編公務員編就職する前に知っておこう!就職する前に知っておこう!「就職活動」「就職活動」にに備えるために備えるために社会に奉仕する公務員への道社会に奉仕する公務員への道進路情報研究センター ライセンスアカデミー進路のてびき2025就職・公務員編〒169-0073 東京都新宿区百人町2-17-24TEL 03-5925-1656高校新卒就職者は1年目の離職が課題、離職率では大学新卒者に最接近高校新卒就職者は1年目の離職が課題、離職率では大学新卒者に最接近優優良良堅実堅実経営経営の業界&企業研究のための最新情報!!キャリアキャリア高等学校版発行就職就職
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