(コミュニティカレッジ、)短期大学テクニカルカレッジ、ジュニアカレッジ大学(4〜5年間)1314151617181920大学(4〜6年間)短期大学(2〜3年間)専門学校(1〜4年間)12345623121234566789123456123123123456101112* 外務省・文部科学省の発表資料などをもとに編集部で作成。いずれも複数存在する学校系統・ルートの中から代表的なものを抜粋しているため、修業年限や接続の仕方など、これによらないものもある。また、所定の学校卒業・修了、指定単位の修得等を基礎資格として実現する他の学校等への編入学については基本的に割愛。なお、海外諸国・地域に関しては、現地の制度変更等により、ここに示す情報と最新の状況が異なる可能性がある21222324(歳)学年年齢学年 フラダンスやウクレレをはじめ、天体観測に好適な場所として各国の研究機関等による天文台が設営されているマウナケア山など、豊かな自然や文化資源を誇るのがアメリカ合衆国のハワイ州だ。日本では海外旅行先として高い人気を誇っている。本稿では、ハワイ州と兵庫県洲本市内に在住する中学・高校生との相互交流の取り組みや、現地時間3月8・9日に開催された「ホノルルフェスティバル」内の「日本留学フェア in ハワイ」の様子をリポートする。アメリカ合衆国の教育制度は、州や学校区によって仕組みや内容が異なり、多様性に富んだ独自のカリキュラムが導入されている。主流とされる「5-3-4制」「4-4-4制」のほか、「6-3-3制」「6-2-4制」「8-4制」「6-6制」などがある。国際交流基金(本部東京・新宿区)が2023年3月31日に公表した『2021年度 海外日本語教育機関調査報告書』によると、21年度時点におけるアメリカの日本語学習者数は16万アメリカ合衆国日 本オリジナル缶バッジづくりをオリジナル缶バッジづくりを体験するフェア来場者体験するフェア来場者日本・アメリカ合衆国の学校教育制度(概略)ハワイ現地で日本の伝統文化やポップカルチャーを紹介ハワイ現地で日本の伝統文化やポップカルチャーを紹介イベント来場者が日本留学を考える一助となることを目指すイベント来場者が日本留学を考える一助となることを目指す1,402人。前回調査を実施した18年度と比較して5,503人(3.3%)減少したものの、順位自体は一つ上げて世界の国・地域別で第7位となった。総体的に見ると全米で日本語教育が行われており、特に西海岸の州(ワシントン・オレゴン・カリフォルニア)、中西部(イリノイ・ミシガン)やニューヨーク州、ハワイ州に日本語学習者が多いという。さらに、ここ数年はインターネット等のみを利用して学ぶいわゆる「自立学習者」が増えている。ハワイ州と日本の中学・高校生との交流に関するトピックスとして、昨年8月21〜27日にかけて、兵庫県洲本市内に在住する中学・高校生14人が米国ハワイ州を親善訪問したことを紹介したい。これは、洲本市国際交流協会(本部兵庫・洲本市)の令和6年度青少年ハワイ島ホームステイ派遣事業として実施されたもので、同協会の協会員と事務局職員の計6人が帯同した。本事業の目的はハワイ島ヒロでのホームステイや交流活動を通して、国際友好親善と国際感覚を養うこと等だ。海外へ行くことが初めての生徒もおり、大変貴重な経験となったようだ。また、本年10月には、洲本市国際交流協会がハワイ州ハワイ郡から学生を含む訪問団を受け入れる予定だ。その際、洲本市内在住の中学・高校生がいる家庭がホストファミリーとして、ハワイ郡の学生と異文化交流を図る令和7年度ハワイ島訪問団受入事業が企画されている。この事業では、淡路島での日常生活の体験からハワイ郡の学生の国際感覚を養うと共に、洲本市の学生が彼らとの交流を通して国際コミュニケーション能力を育み、交流の架け橋となる若者を育成することを目的としている。詳しくは、洲本市国際交流協会の公式ウェブサイトを確認して欲しい。進路情報研究センター・ライセンスアカデミー(本社東京・新宿区)は米国・ハワイ現地時間の3月8・9日、ハワイコンベンションセンターで「日本留学フェア in ハワイ」を開催した。会場のハワイコンベンションセンターでは、3月7〜9日の会期中に第29回となる「ホノルルフェスティバル」が開催され、招待制の7日を除く8・9日の二日間で約2万人が来場した。イベント会場内では、食、伝統工芸品、アニメーション、教育といった多岐にわたるジャンルのブースが数多く出展された。また、日本から参加した大学生の部活動・サークル団体による合気道・ダンス・フラ・チア・バトン・日本舞踊などのパフォーマンスステージや著名アーティストによるライブ披露など、日本の伝統文化から最新トレンドまでを一度に楽しむことのできる機会となった。ラ社の「日本留学フェア in ハワイ」は、ホノルルフェスティバル内で専門学校や日本語学校等がブースを構え、来場者が自由に説明を受ける方式で進行。ブースには、二日間合わせて約200人もの参加者が訪れた。各ブースでは日本語の授業をはじめ、日本での生活や学費、入試に関する質問が多く寄せられた。ある日本語学校のブースでは、オリジナル缶バッジづくりを体験できるスペースを設け、ハワイ現地に在住する来場者とコミュニケーションを図った。これは、缶バッジマシンを使って、参加者が自分自身で文字や絵を描いた折り紙から、オリジナル缶バッジをつくるというものだ。缶バッジづくりを体験した参加者は子どもやその保護者、若者などが多く、特に「漢字を書いてみたい」という要望が多かったという。その具体的な手順として、まず体験者が「dog」「cat」「butterfly」といった好きな英単語を挙げた後、ブースの担当者が「犬」「猫」「蝶々」「忍」「夢」「海」など、それぞれ対応する漢字を示した。そして、体験者が悪戦苦闘しながら好きな漢字をオリジナルのデザインに仕上げ、最後はブースの担当者が、体験者によってデザインがなされた折り紙をマシンでオリジナル缶バッジとして成形した。ハワイ現地に在住する英語話者にとっては、この缶バッジづくりが自分で見本を参照しながら漢字を書くという異文化体験にもつながったようだ。また、日本語のアニメソングを歌ったり、身体を使ってジェスチャーで表現したりすることで、会話が盛り上がることもあったという。さらに、ラ社は各ブースを訪れた参加者を中心に、日本語・英語の2カ国語による対訳形式のインタビュー記事を含む英字新聞の『進路新聞・ハワイ版』第17号を配布。ラ社の特派員が□Japanese newspaper□□About Education□と声かけをしながら配布すると、来場者が自ら受け取りに訪れるほど、好評だった。ラ社は今夏の8月30・31日、そして来年2026年3月7・8日にも「日本留学フェア in ハワイ」を開催予定だ。第75号キャリア&就職支援ジャーナル高等学校版https://daigakushinbun.com/初等中等教育ミドルスクール小学校(6年間)下級ハイスクール上級ハイスクール上級・下級併設ハイスクール13初等教育小学校(6年間)4年制ハイスクール中等教育中学校(3年間)高等学校(3年間)グローバル・ニュース2025年6月27日(金)ホノルルフェスティバル内日本留学イベントが活況多様性に富んだ教育制度近年増加する自立学習者兵庫県洲本市とハワイ州でホームステイを相互に受け入れvol.9アメリカ合衆国の教育トピックスアメリカ合衆国の教育トピックスホノルルフェスティバル内で日本留学フェアinハワイを開催!12大好評の「ホノルルフェスティバル」異文化体験が留学を考えるきっかけに 親睦を深める多彩なイベントハワイハワイ×日本日本 親睦を深める多彩なイベント
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