7年5年6年4年令和2年3年8年9年7年5年6年3年4年2年平成元年3月卒×00 深緑号202599.1 99.399.399.399.0(%)10099.299.499.199.299.290803.98倍703.49倍2.78倍2.89倍2.89倍602.23倍2.53倍2.64倍2.04倍504030201098.292.195.892.1 96.797.1 96.7 93.9 95.697.6 98.8 89.792.894.1 95.290.0求人数(3月末現在)求職者数(3月末現在)就職内定率(3月末現在)求人倍率(3月末現在)1.79倍1.87倍1.85倍1.31倍1.21倍1.43倍1.61倍1.81倍1.24倍1.37倍1.56倍1.30倍1.26倍1.26倍1.29倍1.30倍(万人)20099.2 99. 097.5 98.699.298.596.496.2 96.9 96.7 18093.61601403.34倍3.09倍1203.09倍2.05倍2.57倍2.46倍1.93倍1.77倍1.88倍1001.73倍1.52倍80604020(資料:厚生労働省「令和6年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況』取りまとめ(令和7年3月末現在)」等から編集局で作成)10年11年12年13年14年15年16年17年18年19年20年21年22年23年24年25年26年27年28年29年30年31年自分は将来どのような仕事がしたいのかについて早期から考えることが大切興味のある会社や企業については事前にウェブサイトでチェックしておくことが重要卒業までに就職先が決まらない場合19万7,96019万7,96015万3,22715万3,227近畿・中国・四国□ICTサービスプロバイダーetc.9九州・沖縄□生徒本位の学習プランetc.11グローバル□ハワイリポートvol.9121075*上記の日程イメージは、令和8年3月卒業予定者に関して、厚生労働省から令和7年2月7日に発表されたパターン167万6,00150万2,08950万2,089『キャリア&就職支援ジャーナル[高等学校版]』は高校の先生方と民間企業・行政機関、および大学・短期大学・専門学校等を結びつけるフリーペーパーです。 7月1日から企業による高等学校への求人票公開が解禁され、本格的に高校新卒予定者の採用活動&就職活動がスタートを切る。今号では、令和8年3月高校新規卒業予定者に関する採用選考スケジュールや就職活動を進めていく上でのポイント、また、昨今の高校生を取り巻く就職環境などについて総合的にリポートする。令和8年3月新規高等学校卒業予定者の就職活動、およびこれに伴う採用活動に関しては、全国高等学校長協会(本部東京・港区)、一般社団法人日本経済団体連合会、日本商工会議所および全国中小企業団体中央会をはじめとする主要経済団体、文部科学省および厚生労働省が「高等学校就職問題検討会議」を開催し、令和7年2月7日に、従来通りのスケジュールの適用になったことが発表されている。具体的には、6月1日以降ハローワークによる求人申込書の受付が開始される。7月1日からは、企業による学校への求人申込および学校訪問が開始され、9月5日から学校→企業への生徒の応募書類の提出が始まる。なお、沖縄県のみ応募書類の提出が8月30日からとなっている点には留意しておきたい。迎えた9月16日からは、企業による選考および採用内定が開始されるというのが、令和8年3月高校新卒就職志望者に関する流れとなっている。求人票の公開が目前に迫るこの時期に、何をどのように進めるべきなのかを改めて考えてみよう。高校の進路指導室などには、多くの場合、企業の会社案内書やパンフレット、前年度を含む過年度の求人票などが保管されている。まずは、それらの資料に一度目を通す必要があるだろう。どのような仕事があるのかを知ることで、自分の興味・関心が向く分野に気づくことができるはずだ。ある程度、興味のある業界・職種をイメージすることができれば、7月1日以降に学校に寄せられる求人票から、希望する内容や条件に合致する企業を見つけやすくなるだろう。その上で、就職するに当たって、自分が大切にしたい項目や評価軸を整理する必要がある。希望する条件をすべて満たす企業を見つけることはなかなか難しく、そのような企業が存在しない可能性もあるだろう。そのため、会社選びを進めるには、自分が考える条件の中で「譲れない条件(優先順位が高い)」「できればかなって欲しい条件(優先順位が低い)」などを決めてから求人票を確認して欲しい。これにより、志望企業が絞りやすくなるはずだ。具体的には、「仕事内容」「自宅からのアクセス」「給与・待遇」「勤務体系」「休日日数」などが条件項目として挙げられるだろう。そして、興味のある企業が見つかれば、会社説明会や企業見学に参加したり、あるいは間に合うようであればインターンシップに参加したりすることも高い効果が見込めるに違いない。会社がどこにあり、自宅から通える距離なのか。また、どのような環境でどのな限り多くの企業を比較・検討するという姿勢だ。高校の就職指導教員が熱心であるのは間違いないが、そのために□先生が勧めてくれたから□という考え方から自分で主体的に企業研究や業界研究に取り組む姿勢がやや不十分な生徒もいるとの指摘もある。高校新卒予定者を対象とする採用・就職について、多くの都道府県では一人一社に限り学校内で選考した生徒を推薦する「一人一社制」を採用している。しかし、近年は、就職市場の変化などを踏まえ、制度が変更されているところも散見されるようになってきている。従来実施していた秋田県、大阪府、和歌山県、沖縄県に加えて、令和7年3月卒業生対象として茨城県が複数企業への同時応募が可能となって耳目を集めた。これら各府県に続くところがあるのか、今後とも、注意深く動向を見守る必要があるだろう。「一人一社制」のメリットは、考える以上に多いだろう。例えば、特定の生徒に学校推薦が集中することなく、多くの生徒に応募の機会を与えることができたり、生徒が学業に専念できたりする。複数応募制に移行すれば、学校内での生徒同士の競争が活発になることが予想され、結果的に望まない企業に不本意のまま就職し、ミスマッチによる早期離職につながる可能性があるかもしれない。大切なのは、高校新卒者にとって、どのように就職活動を進めるのが最良なのかを吟味することだろう。今後も慎重に検討を重ね、より良い方法を模索していような人たちく必要がありそうだ。が働いているのかなど、入社後のイメージを膨らませることで、就厚生労働省は5月23日、職に対する心「令和6年度『高校・中学構えができる新卒者のハローワーク求人はずだ。に係る求人・求職・就職内ここで大切定状況』取りまとめ(3月なのは、可能末現在)」を公表した。発高校の先生方との連携による紙面編集採用スケジュールは従来通り「一人一社制」に新たな動き求人数は前年比大幅アップ求職者数・求人数共に増加「トビタテ!留学JAPAN「★「高企連携」News&Topics北海道□社会人講話の学びetc.2北□プロジェクト型学習etc.3東関東・首都圏□高大&高専連携etc.5東海・北陸□オープンカンパニーetc.7[発行]6/27□特別企画文部科学省官民協働海外留学創出プロジェクト官民協働海外留学創出プロジェクト留学JAPAN」の「新・日本代表プログラム」 Career & Job-hunting-activities Times for High School teachers[通巻第75号]■図1 就職・採用活動のフローチャート自己理解・進路探究適性・適職分析/仕事研究6月会社・企業、業界研究三者面談(家庭や学校で相談)応募先の会社を決める会社・企業見学9月応 募就職・採用試験就職内定入社に向けて準備3月卒 業入 社■図2 高校新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定率の推移(3月末現在)表によれば、令和7年3月の高校新卒者の「就職内定率」は99.0%で、前年同期比で0.2㌽減少。「求職者数」については、12万1,798人で前年同期比0.6%増加していた。「就職内定率」は、12万584人で前年同期比0.3%の微増だった。一方、「求人数」に注目してみると、令和7年3月末現在で49万9,237人の求人が寄せられた。これは前年同期比で1万6,967人増えており、3.5%の増加となっていた。なお、「求人倍率」は4.10倍となり、3年連続で過去最高を更新。昨今の大卒採用から高卒採用にシフトする動きが高まってい7/18/30学校推薦開始(沖縄県)9/5学校推薦開始(沖縄県以外)9/16採用選考・採用内定開始合同就職面接会など就職・採用試験ハローワークに登録る影響もあるのだろう、統計を取り始めた昭和63(1988)年3月卒業者以来初の□4倍越え□と驚異の結果だった。これは、就職を希望している高校生一人に対して、企業から4.10件の求人があることを意味しており、人手不足・生産年齢人口の急減を背景に□超・売り手市場□が激化しているのは明らかだ。もちろん、37年前の昭和時代末期の時点と現在とでは、社会情勢や産業構造のほか、高校新卒者数が大きく異なる上に就職志望者数も変化しているため、単純な比較は意味を持ち得ないだろうが、一つの指標として留意すべきデータと言えるだろう。内定先企業が決まらない場合教員・生徒が密にコミュニケーションを図ることが必要12万1,79849万9,237求人票公開開始企業による学校訪問開始4.10倍求人票公開直前令和8年3月新規高校卒業予定者の就職・採用活動スケジュールキャリアキャリア高等学校版発行就職就職
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